Do Unto Otters: A Book About Manners ゴールデン・ルールを説く絵本

 『Do Unto Otters: A Book About Manners』はコミカルでカラフルなイラストとわかりやすい展開に魅せられて、娘が喜んで読んでいた絵本です。
 ある日、森に引っ越してきたラッコ一家とうさぎが出会い、自他関係の「ゴールデン・ルール」について考え始めます。うさぎは「自分がして欲しいことを相手にもしてあげるんだよ」と聞いて、いろいろ思いを巡らせます。
 ところで、これは非常に西洋的な発想。日本だったら「己の欲せざるところ、人に施すことなかれ」で、「自分が嫌だと思うことは相手にもしない」となりますが。
 まあ、そんな違いはどうであれ、子どもにわかりやすく(人間)関係を伝える内容はなかなか説得力があります。笑顔、言葉使い・話し方……どれも大事です。つまり、発想は違っても、結局最後は「心と言葉」。自然に納得している自分がいました。(asukab)
amazon:Laurie Keller

  • ラッコ、うさぎというキャラクターも子ども心をつかみます

Do Unto Otters: A Book About Manners

Do Unto Otters: A Book About Manners