息子が夢中になっている本 "The Hunger Games"シリーズ

 信じられないことが起きている。学校から帰ってくるなり息子が「ああ、早く読みたい、早く読みたい……」とせわしなく自室に入り、いきなり読書し始めたのである。
 「ものすごくおもしろい」と彼の評する書籍はスザンヌ・コリンズ著"The Hunger Games"。3冊完結シリーズで、すでに1冊目をあっという間に読み終えた。週末など起きてくるなり、朝食を取りながら読書。その後は、気持ちのいい晴れ間の広がる裏庭に出て、ブランコ・ベンチに揺られながら読書。次に見たら、トランポリンで跳ねていて、その次に見たら、再び読書に戻っていた。読書、トランポリン、読書、トランポリンを繰り返して、友だちが遊びにくると、いっしょに自転車でどこかに行ってしまった。で、帰ってくると、また読書。病みつきになるほど夢中にさせられるらしい。
 いつか絵本手帖だったか、どこだったか、親にとり子どもが庭で読書する光景ほどしあわせをもたらす時間はない……みたいなことを記した覚えがあるのだけれど、高校生になってまたその姿が復活して、しみじみ、うれしい。
 夏の読書がどんどん広がっていきますように。完結編は、この夏発売のようだ。
amazon:Suzanne Collins

The Hunger Games

The Hunger Games

Catching Fire (The Hunger Games)

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Mockingjay (The Hunger Games)

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