言葉と印象で遊ぶ

 ジーファート&ドーティーコンビの絵本は、脚韻のリズムと味わい深いペン画が音とイメージの世界を愉快に繰り広げる。初めて出会ったのは、娘のプレスクールで。クリスマス会の絵本交換で、サンチャゴの包んだ絵本が娘に回ってきた。クリスマスだから、中に入っていたのは『Christmas Has Merry!』。その後、ハロウィン版『Halloween Has Boo!』を書店で見つけ、即購入した。ともにボードブックで、表紙には子どもの好きそうなキラキラ加工がなされている。
 このシリーズの特徴は……、「言葉(音)+絵(イメージ)=笑い」の公式がみごとに成り立つことである。昨日、娘のクラスで先生がこのハロウィン版を読んだところ、子どもたちは最初から最後まで笑い続けていたそうだ。「Halloween has boo! Tricksters have goo!」で始まる絵本は、彼らの笑いのつぼにぴったりとはまってしまった。子ども時代のおなかの虫がころげて止まらない、あの感じである。笑う門には福来る。幸せなハロウィンでよかったね。
 本日は、諸聖徒日。祖父母に思いを寄せた。(asukab)

  • ハロウィン版 娘のクラスで大人気

Halloween Has Boo!

Halloween Has Boo!

  • ハロウィン版とクリスマス版では、同じ街が描かれる

Christmas Has Merry!

Christmas Has Merry!

  • 子どもらしさのイメージ満載

Toes Have Wiggles, Kids Have Giggles

Toes Have Wiggles, Kids Have Giggles