もうバレンタイン?
バレンタイン商戦が始まった。あちらこちらで、赤やピンクのハートが目白押し。これから1か月は、こんな風景がずっと続くんだ。子どもの雑誌もバレンタイン特集でにぎやか〜。今年はどんなカードを作ろうかな。ここのところ2年間は折り紙ハートが続いている。中に小さなチョコレートを入れられるから、とても便利なのだ。
絵本には、どんなバレンタインブックがあったかな……。邦訳作品があまりなくて淋しいけれど、ぽつぽつとリストを挙げていこう。まず、昨年出会って感激したのが、仕掛け絵本の『ちっちゃくたっておっきな愛 (世界の絵本コレクション)』。調べてみたら、季節はずれの昨年8月にすでにレビュー*1を書いていた。かわいい感動を味わったので、冬まで待てなかったんだ。恋愛にはいろんな形があるけれど、こんな関係もすてきというかわいらしい一例が描かれる。ほのぼのしちゃうな。
そこで、米国に来て「恋愛」について感じたことをを少し。日本でもそうなのかもしれないけれど、何だか女の子はみんな「ミスター・ライト」を探すのに懸命である。この状況を見て――「そんなに大切なことだったんだ、理想のステディを探すことって」と過去を振り返る。逆に考えると、自分が結婚について何も夢見ていなかったことがかえって異常だったのだろうかとも思えてくる。ミスター・ライトにも興味がなかったし、とりあえず一人で生きていくことしか頭になかったなあ。猫との暮らしとか。
アドバイスにもならないけれど、もしひとこと語るとしたら――「自分から求めているときって、出会いはない」と思うな。気がついたら求められていたから、自然に結婚というのがわたしたちの場合だった。それでうまくいく場合もあるし、いかない場合もある。どちらに進んでも、それぞれの人生があり、それなりの学びがある、というところかな。出会いのときがくるまで、好きなことに打ち込むのが1番すてきだと思う。(asukab)
- 作者: ジーンウイリス,ジャンファーンリー,Jeanne Willis,Jan Fearnley,金原瑞人
- 出版社/メーカー: 小峰書店
- 発売日: 2004/11
- メディア: 大型本
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*1:こんなすてきな恋もある 2005年8月30日