じぶんだけのいろ いろいろさがしたカメレオン作り
おもちゃ箱の底から、息子がプレスクールの頃に作った紙のおもちゃが出てきました。キャンプから戻って以来、娘が「おもしろくな〜い」を連発しているので、今度は彼女と遊んでみようかなと取り出すことに。テーマ絵本は、レオ・レオニの『じぶんだけのいろ―いろいろさがしたカメレオンのはなし』(原書『A Color of His Own』)*1です。
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- いろいろさがしたカメレオン作り
- 白い紙に絵本からカメレオンを書き写します。(コピーをしておくと、何匹で作れるので便利。)
- このカメレオンに、色鉛筆やマーカーで好きな色を塗ります。(後にラミネートすることを考慮すると、クレヨンよりも鉛筆やマーカーのほうがいいでしょう。)
- 次に雑誌のページから「この部分を切り抜いたらおもしろいだろうな」と思われる模様がついた写真やイラストの場面を選びます。
- 雑誌をページごと破き取り、先に色を塗ったカメレオンを裏側にのりで貼り付けます。(色を塗った紙と破いた雑誌の写真・イラストの場面が、それぞれ表面に出るように。)
- 最後に、はさみでカメレオンを切り抜き、目と口を描いてできあがり。目は事務用丸型シールを使うと簡単です。
- おまけとして、これをラミネートすると痛まず、いつまでも遊べます。
これはもともとしおりにすればいいかなと思い作った工作ですが、ここからおもしろい遊びが生まれました。
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- カモフラージュ・ゲーム
- オニを決め、部屋の外で待ってもらいます。
- 残ったみんながカメレオンを、部屋のどこかに隠します。十匹など、数が多いとさらに盛り上がります。このとき、カメレオンの体をすべて隠すのではなく、一部あるいは全部が見られるようにしておくことが大事です。なにしろ、これは「カモフラージュ・ゲーム」なのですから。また、色を塗った面より、雑誌の切り抜き面を使うほうがおもしろくなります。
- ピンクの模様のカメレオンならピンクっぽい背景の場所に置くなど、いろいろ工夫が求められ、これがまた楽しいのです。
- カメレオンをすべてカモフラージュさせたら、オニが入室してカメレオンを探します。
- 何もヒントを与えず探すやり方もありますが、子どもの目には難しい場合も出てくるかもしれません。そこで「Hot & Cold」ゲームの登場です。
- Hot & Cold
- オニが探し物の近くに言ったら、「hot」を連発。逆に、遠くに離れてしまったら「cold」を連発して、物がどこにあるのかヒントを与えます。
- 「hot」「cold」以外に、度合いの差を作るために「warm」「cool」を使ったり、「I'm very hot!」「I'm very cold!」と文章表現にするととても盛り上がります。
- なので日本語では、「暑いよ〜」「寒いよ〜」「暖かい」「涼しい」を用いると同様に楽しめます。
というわけで、娘は今回、三匹のカメレオンを作り、終日「カモフラージュ/暑い・寒いゲーム」に興じました。この遊びはグループですると、すごく盛り上がります。
写真手前三匹が娘の作品。草の上で撮影したので、緑色カメレオンの体がうまく隠れています。後方ラミネート済みのカメレオン十匹は、息子が小さな頃に作ったものです。
- 作者: Leo Lionni
- 出版社/メーカー: Dragonfly Books
- 発売日: 1997/09/30
- メディア: ペーパーバック
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