こねこのクリスマス

 絶対に読みたかった絵本は、『こねこのクリスマス (Forest books)』と「クリスマスのちいさなおくりもの」(こどものとも2006年12月号)の二冊。なぜなら本日、うちに子猫ちゃんがやってきたから。『Bud and Gabby*1のギャビーにそっくりな子猫は、女の子で六か月。白い手袋をしてタキシードを着ているような白黒模様なので、ギャビー・チャイコフスキー命名した。
 子どもたちの喜びようといったらない。犬のスクーターがメロウなおじさんになってきたことから、そろそろ猫と同居しても大丈夫かな、とずっと話していた。でも、それよりなにより実際アニマルシェルターで思い通り運命のお相手に巡り会えたことが、うれしさに拍車をかけたようだった。二か月前娘といっしょに読んだ絵本から本物のギャビーが飛び出してくるなんて、いったい誰が想像しただろう。作った指人形と体の模様も目の色も同じで、わたしまで心が弾んだ。 
 スクーターとのご対面は少し時間を要すると思うけれど、二匹が友だち同士になるのは時間の問題のよう。新しい家族といっしょの、とびきりのクリスマスが待ち遠しい。(asukab)

こねこのクリスマス (Forest books)

こねこのクリスマス (Forest books)