もしも……のスーパーボウル

 もしも第40回スーパーボウルがマイアミで行われていたら、覇者はシーホークスだっただろう。公正な審判がなされ、試合運びがそのまま反映された結果が出ていたはずだ。試合後、シアトル側から「敵が審判団とは思わなかった」というコメントは出ず、スティーラーズも実力を思い知ったはずだ。もしも、デトロイトではなくて、マイアミだったら。もしも、もしも、もしも……。
 人生なんて、そんなもの。スルー力で執着はしないけれど、相手QBビッグベンが夜のトークショーで「タッチダウンなんてしていないのに、審判がタッチダウンにしてくれた」と判定のお粗末さを暴露したときは、怒りでちょっぴり体が煮えたぎった。人生なんて、そんなもの。あの盲目の審判団は今どこに? 
 今年はごひいきマニング&ダンジーのコルツ優勝でよかった。実力どおり。パッツ戦が最高だった。コルツに乾杯!