バイオリン

 月曜日は、大切な日だった。息子が、バイオリンの購入を終えた日。この日は、弦をブラジル製の新しいものにするか、ドイツ製の古いものにするかを決めるため、仲介者をはさんで音を確かめた。
 大学で音楽を専攻するか否かは別として、これから高校卒業までお付き合いをする大切なバイオリン、弦なので、こちらとしてもいいものを選びたい。本人が満足していたので、とにかくよかった。ひとつ山を越えたという感じ。