クラス作り バランス感覚 教室と教会

 今年のクラス運営について主人と話した。2・3学年の混合クラスで、特別クラス所属の生徒が各学年1人ずつ、ADHD2人、社会的行動にまったく従えない生徒1人。快調にスタートしたはずなのに、まともなクラス運営は厳しかったりする。これで、ガイデッド・リーディングをどう当てはめたらいいというのだろう。家庭にて何もストラクチャーのない生徒に対して、反復練習する旨を確認。以下メモ。

  • クラス環境……今まで無視していた部分。自分の教室ではないのでほとんど手を出さなかったが、無駄の多いエリアを整理して、観葉植物を飾り、照明を工夫。自然に囲まれているような雰囲気を作り出す。
  • 視覚教材……子どもが即理解できるポスター作成(I チャート、I PICK-Good Fit Books)
  • インデペンデント促進……配置の工夫、前方白板の活用
  • 朗読15分間の手作業……コンストラクションペーパーでブルテンボードの飾り作り、MR.Bの絵画コンテスト(ガイデッド・リーディング/ライティングのフォルダーを飾る表紙、裏表紙)
  • フォルダー作り……チャート、グーグルカレンダーコピー
  • 算数+折り紙……火・木の折り紙は教科内容に合わせて続行。

 教室で毎日、貧困層、無学歴、崩壊ファミリーに触れていると自分も落ち込んでしまう。そうして日曜日、教会に行き富裕層、高学歴、教育ファミリーに会い、あまりのギャップにますます落ち込むスパイラル。下にいると自分も下に染まっていくので、まわりと同様に「世の中、もうどうでもいい」の自暴的感覚になっている。「これではいけない」と思い、上に上る。しかし、上では上で「これではいけない」とたまらない罪悪感に苛まれ、また下方を探る。この上下のギャップ、日本ではまったく感じられなかったのだけれど、これって米国聖公会が慎み深くないから? 教会は自分の根幹でもあるし、変えられない。巧いバランス感覚の取り方、どこかにないだろうか。ヨガ、ヨガ。ヨガしているときがもっとも平安のとき。しかしこの気持ちが現実では、なかなか広がっていかないのだ。
 まとめ……行動の反復練習、視覚で自主促進、自然環境作り……の3本柱。