Star Climbing 星座に旅しておやすみなさい

 幼稚園で宇宙の学習をして以来、よく星座の話をしてくれた娘。本日は、日本で母といっしょに入学式に出席しているはず。星座好きの娘にぴったりかなと、思わず手にとってしまった絵本が『Star Climbing』だった。この画家夫婦が好きなので、名前に惹かれてたこともあった。
 これは、眠れない坊やが夜、またたく星の世界に旅する詩の絵本。しし座、うお座白鳥座、ペガサス座、竜座、大熊座が、夢見心地の1文とともに見開きにひとつずつ紹介される。星降る夜、こんな絵本を開くのもいいだろう。
 わたしが子どもの頃、それこそ星は夜空にちりばめられていた。毎晩眺め、星と星をつなげて作る形をいろいろ探したものだ。今、あんなに数の星を見ることはないなあ。シアトルはきっと曇り空ばかりだから。日本だったら、どうなのだろう。星を思い、娘を思い出した。巻末にそれぞれ星座の解説がついている。(asukab)

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