One Saturday Evening クマさん一家のどようび

 うちでは水曜日を「クレイジーデー」と呼んでいる。娘が聖歌隊学校、息子がバイオリン。こういう日に、娘が晩祷で歌い、例えば今日のように息子の学校行事が入ると、もうテンヤワンヤ。友人にカープールを頼んだりするのだが、友人宅でも行事が重なっていたりと、どこも似たような状況に陥っている。米国に住んでいると、こういうスタイルになっちゃうのかなあ。地域が広いので、どうしても移動に時間がかかってしまう。
 初級読本『One Saturday Evening (Dutton Easy-to-Read)』で描かれるクマ一家は、典型的な米国の家族を描く。と言っても、子ども4匹の年齢が小さいから、家の中でほのぼの、ちょっぴりどたばたの光景なのだけど。章ごとに、ママ、パパ、こぐま4匹に焦点が当てられ、各自のキャラクターが描き出されて、そのたびに親近感。お子ちゃまが小さな頃は、こんな感じなのよね。就学して学校行事が入り出すと、ああ、い・そ・が・し・い!
 共感がいっぱいのクマさん一家シリーズは、『One Saturday Morning (Easy-to-Read, Dutton)』『One Saturday Afternoon (Easy-to-Read, Dutton)』(レベル2)に続き、これで3冊目。(asukab)
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  • 初級読本として、子どもに大歓迎されるシリーズ

One Saturday Evening (Dutton Easy-to-Read)

One Saturday Evening (Dutton Easy-to-Read)