にんじんのたね

 娘が紙でにんじんを作り、パペットショーをしてくれた。その後に『The Carrot Seed Board Book』を読もうとすると、「自分で読む」ということで彼女が読み語ることに。 
 なんど読んでも笑える、おもしろい古典絵本。コミカルな間が生きていて、帰結がわかっていてもまた読みたくなるんだなあ。落語と同じ性質である。邦訳「ぼくのにんじん」(1981年)はペンギン社から。でも品切れなので、わたしは古書店で手に入れた。言葉が豊かだったり、異なる時間の流れている絵本は、どうしても両言語で揃えたくなる。(asukab)

The Carrot Seed Board Book

The Carrot Seed Board Book