ちいさなあかいめんどり
よく知られているお話だが、どうしてもバートン版『ちいさな あかい めんどり』で読んでみたくて購入した。娘は「もう知ってるから」とあまり興味を示さなかったけれど一緒に読む。そうね、確かに小さな子ども対象の絵本である。でも、3匹のくま*1、*2で魅せられたから、またこの黄緑色の表紙に食指が動いてしまったのだ。
働き者の赤いめんどりがぶたとあひるとねこに「てつだってくれる?」と聞いても、「やだよ」の答え。めんどりは、小麦の粒を蒔き、刈り取り、打ち、挽いて、パンを焼き……。(考えてみれば、パンや焼き菓子作りのときにぴったり。ということで、娘とショートブレッドを焼いた。)
学びのお話の最後には、うらやましそうなぶたとあひるとねこの顔が並んでいる。(asukab)
- 邦訳の書影がないので、原書ボードブックで
- 作者: Byron Barton
- 出版社/メーカー: HarperFestival
- 発売日: 1997/01/01
- メディア: ボードブック
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*1:四季の絵本手帖『さんびきのくま』 2005年5月28日
*2:3びきのくま それぞれの味わい 2005年6月12日