nursery rhymes
"Pocketful of Posies: A Treasury of Nursery Rhymes"はマザーグースの童謡をまとめた絵本なのだけれど、とにかくそのハンド・クラフトに目がくぎづけ。素材は自然着色の羊毛フェルト、刺繍糸、木の球、小石などなど。丹精な刺繍がほどこされ、登場人物たち…
ぜったい、畑でごろごろ転がるジャガイモを見て生まれた絵本。『Potato Joe』では、ジョーの仲間たちが数を数えたり言葉遊びをしたりで、小さな子ども向けの「ザ・畑エンタテイメント」が賑やかに繰り広げられる。じゃがいもたちが一言ずつ台詞を発する姿に…
アップリケというと手縫いの印象がありますが、『1, 2, Buckle My Shoe』を飾るキルト・アップリケはミシン縫い。実はわたしもジグザグミシン使いが好きで、そんなところで共感した作品でした。 ミシン縫いのよさは、スピードとその後の耐久度です。目が詰っ…
以前復刊希望で投票していた『ロンドン橋がおちまする! (1978年)』の復刊が決定。ロンドン橋の歌がどんな風に歌えるのでしょう。タイトルからしてそそられます。4月出版予定だそうで、アマゾンにはブッキングからの新刊がまだ出ていません。これも書影がない…
英国の童謡マザーグースの中でも息子がお気に入りだった、"Hickory dickory Dock"。これを地元絵本作家キース・ベイカーが可愛らしいおやすみ絵本に仕立てたのが『Hickory Dickory Dock』だ。オリジナルのねずみさんの歌を夜中の12時まで膨らませ、動物たち…
自分の夢や憧れを絵本に詰め込んだら、こんな作品になるんだろうなあと思った。『A Apple Pie』は、「食」「自然」「子ども」、そこに「優雅さ」を加え、甘く芳ばしい香りを放つ。英国の童謡「アップルパイのA」に描かれるAからZまでの光景は、アップルパ…