2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧

"Dogger" 英国で子どもたちにもっとも愛読されているという絵本を読みました

その名も『Dogger』。長年にわたり子どもたちの心をつかみ、魅了し続けている理由が知りたくて、娘といっしょにページを開きました。 「ドガー」とは、日本語でなら「わんちゃん」「わんくん」「わんわん」などと言い換えられるでしょうか。わんちゃんは、年…

Babies in the Bayou 水辺の赤ちゃんたち

Bayou=バイユーとは、流れの緩やかな水域のこと。米国南部の河、湖、沼の入り江に見られます。水の流れがほとんどない状態なので水面はよどみ、灼熱の太陽の下、まるで時間も止まっているかのようなゆっくりとした一日が過ぎていくのです。(ここはブルース…

The Twin Princes ふたご王子

『The Twin Princes』は、にわとり王家の王位継承をめぐり2羽の王子が後継ぎ争いをするユーモラスな絵本。冒頭から「なぞなぞ」で始まり、途中、読者もいっしょに謎解きを通してどちらが王さまになるのか、あてっこをする趣向が楽しい。テッド・アーノルドの…

蔵書管理、カタログ作り

増え続ける絵本をどうやって管理しようか、というのがここ数年、頭痛の種でした。絵本ナビのレビュー、ブクログの短いレビュー、絵本手帖のレビュー……レビューの数々もこんな風に散在してしまうと、さらに重い気持ちになってきます。 幸い"LibraryThing | Ca…

自分の中の子ども性

絵本を開くときは、「完璧に子どもになっている」か「子どもの視点で絵本を見ている」のいずれか。での最近気づいたのだけれど、心がうきうき楽しいのは案外、後者の「子ども」と「大人」の両方が把握できている状態かもしれない。より広く深い気持ちで子ど…

Tumblrで新刊絵本情報を発信しようかな……

登録はしたものの何も手付かず状態の題名未設定に、英語絵本の新刊情報を載せていこうと思った。ただ、タイトルだけの表示になるかもしれないけれど、絵本手帖とは別にしたかった範疇なので、なかなかよい使い道かと。気になる作家・画家のみ。 http://asuka…

Lulu.com 新しいウェブ出版システム「ルル」

ウェブ上で思い通りに自分の作品が出版ができるOnline Self Publishing Book & eBook Company - Luluを知る。書籍だけでなく、音楽、映像までも含まれるので驚きだ。こういうことが可能になるとは、まさにウェブ2.0時代に生きている証左だろう。 いろいろ調…

LibraryThing 「図書館とかそういうもの」という命名どおりの快適なシステム

蔵書の管理に頭を抱えていた中、すばらしく快適なシステムに出会いました。その名も"LibraryThing。5つのアマゾンと議会図書館、その他80以上の国際図書館と提携しているので、英米に流通している書籍ならほぼ完璧に分類OK。もちろん、レビューやブックマー…

絵本レビューを振り返る

重い腰を持ち上げて気まぐれ絵本棚の整理をしながら、昔書いた記録もどきを読み返す機会がありました。何だか赤面。情報を無理やり詰め込もうとして傲慢になっている自分がそのまま投影されていて、角ばっていて、不自然で。絵本棚でリンクするにあたり、あ…