monkeys

Monkey and Me

絵の上手な人の絵本は、もうその存在だけで幸福になります。こちらの絵本も今さらながら、然り。加えて愛娘のあどけなさを描いたとなれば、ページの躍動感にたちまち魅了され、いつの間にかおさるさんといっしょのあてっこ&見立て遊びに引き込まれているの…

Merry Christmas, Curious George メリークリスマス おさるのジョージ

くまのコーデュロイ(コールテンくん)やマドレーヌちゃんと同様に、おさるのジョージも今はなき作者独自のスタイルを継承しながら新作発表となった。それも今回のテーマは、「クリスマス」。あれ? 人気者なのになかったのね、クリスマス絵本! 『Merry Chr…

ONCE UPON A BANANA バナナが1本ありました

絵本の題名『Once Upon a Banana』を劇場の公演タイトルとかけ合わせ、ダウンタウンの一角に巻き起こる愉快なできごとを描く文章のない絵本。文章がないからと、侮ることなかれ。文字以上に絵と構成が、ストーリーを巧みに物語っている。 表紙には、大道芸人…

Curious George flies a kite 娘にぴったりの読本探し

「Frog and Toad」(『Frog and Toad Are Friends (I Can Read Book 2)』ほか)シリーズと「Magic Tree House」シリーズ(『Magic Tree House Collection: Books 1-8: Dinosaurs Before Dark, The Knight at Dawn, Mummies in the Morning, Pirates Past Noo…

ナマケザルの秘密

『Slow Loris』とは、ナマケザルのこと。ロリス科の霊長類で夜行性、動作が鈍いとあった。ノロマザルともいう。 動物園に住んでいるこのスロー・ロリスには、誰も知らない秘密があった。実は夜になると性格が変わったようにすばやく行動する。いかしたつば付…

ぼくのおさるさん どこ?

よい絵本というのは、無言でも存在感がある。文字なし絵本『Where's My Monkey? (Lemniscaat Series)』を開き、あらためてそんな風に感じた。これは、絵だけで語る、おさるさんのぬいぐるみのお話。男の子の大切にしていたおさるさんが外出の途中、自転車か…

かくれんぼ絵本は、かくれんぼのときに

娘は今年春から夏にかけて、日本で体験入学をする。そのため本来なら5月に行われる学年末テストの受験ができず、結局出発前の3月に受験することになった。「かえるくんとがまくん」シリーズを楽しんでいるので、リーディングは大丈夫と主人。教師が言うの…