2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

4月から9月まで小休止

「忙しい」という文字は、「心」を「亡くす」と書く。忙しくなると「心の落書き」や「言の葉」は、生まれてこない。半年ばかり、自分を記す「ことのは手帖」は小休止です。

Skyscraper 摩天楼の魅力を伝える絵本

上へ、上へ。人間には空を目指したい本能が、生まれながらに備わっているのかもしれない。ニューヨークを中心とした摩天楼の歴史と魅力を伝える絵本『Skyscraper』には、空を目指した建築家たちと彼らの夢を具現化した建築物が紹介される。 個人的に高層ビル…

建築ノンフィクション絵本

息子の一台目

息子もコンピュータを探している。以前からずっと「ママの二台目ラップトップはマックにするからね」と話していたのだけれど、いざ仕事で使うとなると慣れたPCを選ばずにはいられなかった。ThinkPadの選択は正しかったと思うな。最新テクノロジー装備ではな…

Wind Flyers アフリカ系米国人だけで構成された米国空軍第332戦隊を描く絵本

『Wind Flyers』は歴史ノンフィクション絵本なのだが、史実を細かく伝えるよりは、登場人物の心情をロマンといっしょに描く詩的な絵本だ。大空を飛ぶ夢を実現した少年の姿が、第332戦隊に所属したおじさんの青少年期と重ねられる。 巻末に歴史背景の解説があ…

歴史ノンフィクション絵本

あちら側

旧HPからデータを移さず、ThinkPadはまっさなら状態でやってきた。大事なデータはウェブのあちら側に記録しているので、こちら側に重要なものはほとんどなし。メモリーチップぐらい持っていてもいいかな、と思ったけれど、面倒くさがりの自分にはやっぱり所…

DOG かわいいの一言につきる犬の写真ボード絵本

『Dog』も書店で見かけ、娘といっしょに大感激した絵本だ。「お兄ちゃんにプレゼントしたら喜ぶねー」「ぜったい、大好きになっちゃうよ」。そう、中学生だって、大人だって、このボード絵本なら大喜びだろう。一般的にボード絵本は赤ちゃん向けなのだけれど…

写真ボード絵本

The Little Red Fish 本の森で赤い魚を追う

水曜日。息子は野球の練習後、アート教室に向かう。その間、娘といっしょに立ち寄った書店ですてきな絵本に出会った。 宝物のように大切にされ、世に生まれたのではないか、というのが『The Little Red Fish』を手にしたときの第一印象だった。赤い布装丁、…

ファンタジー絵本

ラップトップ

火曜日あたりから、あせり始める。PCに触れない生活もせいぜい3日が限度。学校のコンピュータでメールチェックをさせてもらうと、ががん! 24日から26日にかけての受信メールがすっぽり抜けていた。あのサーバ不具合はISP側が原因だったのか。PCのほうは突…

A Good Day いい日にしよう

六年目を迎えたラップトップと決別するまで、薄暗い冬の森に迷い込んだような気持ちに浸っていた。たかがPCなのだけど、仕事がらみとなると沈んでしまう。次の事象が起これば自然と消えていく感情とわかっていても、知らず知らずのうちにもやもやしていた。…

元気の出る絵本

バイオリン

月曜日は、大切な日だった。息子が、バイオリンの購入を終えた日。この日は、弦をブラジル製の新しいものにするか、ドイツ製の古いものにするかを決めるため、仲介者をはさんで音を確かめた。 大学で音楽を専攻するか否かは別として、これから高校卒業までお…

衝撃の週末

週明けにマシンは戻るだろうと楽観していたのが、この週末。し・か・し、そんなことを忘れさせてくれる大事件が起きる。やってきたばかりのタビー猫デュークが、われわれのベッドの上でうんち模様を華々しく描いてしまった。しかも、下痢をしていたようで柔…

土曜日

OE6のメール受信が不可能になり原因究明のためISPテックの方とチャットでやりとりをしていたら、PCがぷっつり切れてしまった。指示に従いウィルス防止ソフトを削除した後だったのでインターネットに接続できず、翌日、泣く泣くマシンをショップへ。なぜ仕事…

人間関係

人間関係は基本的に家族だけでいいと思っている自分って、変わっているのだろうか。しいて次に挙げるとしたら、教会や近所の人々、音楽やスポーツなど子どもの活動にかかわってくる人々。仕事上の人々は社交辞令だけ。さらり。最少限の人々との深いつながり…

絵本好きのお気に入りサイト

非常にプラクティカルな人間だと思いました。一番のお気に入りは、アマゾンです。日本、米国、英国、カナダを問わず、直感的にぴたりときた絵本をあっちこっちで探してみるのが好きです。もちろん旋律の走った絵本はすでにショッピング・カートの中……。シア…

リーチプロジェクト展示会

七年生五百名が一同に家族の歴史や自国文化のリサーチ発表・展示をする、リーチプロジェクトの催しが中学校であった。いやあ、すごい! 体育館とカフェテリアを全部埋め尽くした展示のすばらしいこと! 多くは家族の移民史だったけれど、家族に有名人がいれ…

「お気に入り絵本」って、わたしにとってどんな絵本?

絵本はとてもプライベートな存在です。季節や目的に合わせて読む絵本があったり、それとはまったく異なるところでわたしに合わせて呼吸してくれる絵本があったりします。では、わたしにとってのお気に入り絵本とはどんな絵本なのでしょう。しばし、考えてみ…

きまぐれ絵本棚 お気に入り絵本

ハンバーグ曜日

素食で通しているからか、ハンバーグの日になると子どもたちの喜び方が違う。サーモンも好きだけれど、お肉になると家の中の雰囲気まで変わるというか。とりあえずハンバーグは、サーモン、散らし寿司と並び、うちのトップ3の座を駆け巡る。

BLACK CAT BONE: The Life of Blues Legend Robert Johnson ブルースの伝説 ロバート・ジョンソンの生涯を描く絵本

ロバート・ジョンソンのギターは、きっとNPRで耳にしているはずなのだけれど、「これだ!」とぴんとこずにいる自分がもどかしい。「あのすすり泣くようなギターの音」などと思い出せたら、きっと彼の伝説を伝える絵本『Black Cat Bone』をもっと楽しめたはず…

伝記絵本

凡人の型文化

直感を信じろ、自分を信じろ、好きを貫け、人を褒めろ、人の粗探ししてる暇があったら自分で何かやれ。 - My Life Between Silicon Valley and Japan 「人の粗探し」は、きっと型文化の特徴なんだと思う。形から入る文化の悪しき部分。お手本を「目指す」行…

La Mosca ハエくん

『ハエくん (ほんやくえほん)』ってどんな絵本なのだろうと思っていたら、偶然図書館で原書スペイン語の「La Mosca」を見かけた。スペイン語圏の生徒たちと読もうかなと軽い気持ちで借りてきたのだが、これが最高におもしろくて大正解! 家では絵を見てとこ…

笑いの生まれる絵本

教会

昨日礼拝に出席して、自分の居場所はここなんだと素直に思えた。ここにはいろいろな階級層の人がいるのだけど、聖堂でオルガン聴いているうちに何だか納得できた。この日は、放蕩息子の説教。「罪を知る人こそ救われる」事実に救われる。 自分に合うコミュニ…

The Tale of Pale Male ニューヨークの鷹ペール・メールのお話

『The Tale of Pale Male: A True Story』は、高層ビルの立ち並ぶニューヨーク・マンハッタンに居を構えた鷹、ペール・メールの実話絵本だ。都会の空に弧を描く勇壮な姿が話題になり、1993年以来、バードウォッチャーたちの熱い視線を浴びていた。絵本ではメ…