2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ブランケットのつもりがマフラー

「ママー、これ、しよう!」と編み棒を指差した娘。編み物のリクエストです。これは半年前に一度挑戦して挫折しているので、わたしとしてもまたフラストレーションをためて「できないー!」と言われるのがいやなのでした。う〜んとうなっていると、「はい!…

First Grade Stinks! お勉強が始まる一年生

そろそろ新学期のことを意識してもいいんじゃないかなと思い、『First Grade Stinks!』を娘と読む。 義務教育が幼稚園(年長)から始まる米国で、Kinderと1st gradeの違いは確かにあるかもしれない。1年生の方が「お勉強」を意識した教室運営になるのだけれ…

幼稚園と1年生の違いは……

小枝でウインドチャイム作り

わたしと娘は、小枝の流木でウィンドチャイム(風鈴)作り。七本の小枝を一番太くて長い枝に毛糸で結びつけ、鳥の羽を飾って完成です。小枝が揺れると「からからから」と甘く乾いた音がしてなかなかの風情。砂漠の風がわたってくるようです。

The Princess Knight 女の子の生き方 その二

『The Princess Knight』は『Pirate Girl』*1といっしょに読んだのだが、中世、騎士、結婚というキーワードがよく理解できず娘の反応はいまひとつ。 王子三人を持つ王さまが、初めて姫を授かった。お妃は彼女を生んだときに命果て、何もわからない王さまは男…

勇ましいお姫さま

流木の剣

キャンプ地では、ネイチャーアート。息子は、流木で剣を作っていました。アーミー・ナイフを使って先を削り、柄にはどこかに落ちていたビール栓で模様をつけ、栓自体は真ん中にスクリュードライバーで取り付け完成です。なかなかかっこいい! 本人も気に入っ…

A Boy and His Bunny と A Girl and Her Gator でくすくす笑い

『A Boy and His Bunny (Bccb Blue Ribbon Picture Book Awards (Awards))』と『A Girl and Her Gator』は二冊とも書店で読み、韻を含めたナンセンスな遊び心にくすくす笑ってしまった。いずれも朝起きてみたら、動物が頭に乗っていた……というところから話が…

動物といっしょになったら

シリアルボックスで作る、かえるくんとがまくん劇場

キャンプから戻ってきて「することがない〜」とため息をついていた娘に、シリアルボックスを利用した劇場作りを提案しました。 劇場と聞くとたいそうなものを想像するかもしれませんが、実物はいたってシンプル。ふた、底を開けたまま箱を横長に置きます。両…

The Gingerbread Man はしれ! しょうがパンぼうや

おとぎ話や民話の魅力は、とてもひとことで言い尽くせない。長い歳月にわたり愛された物語には、誰が何をしたって到底かなわない言葉と心の躍動がつまっている。世界中どこでもそうなのだから、子どもと親、家族の関係と同様、お話と人の関係も時代や場所が…

元祖しょうがパンぼうや!と売り出してもいけそうな画風

"I'm not cute!" ぼく、かわいくなんかないよ!

こうといえば、ああと出て、ああといえば、こうと出る。コミカルなコンピュータ・グラフィックスのイラストに引かれて手にした絵本『"I'm Not Cute!": I'm Not Cute!』(邦訳『かわいくなんかないっ! (児童図書館・絵本の部屋)』)には、ふくろう赤ちゃんの…

反抗期のことりちゃん

Sleepy Places ねどこ どこかな?

テントの中、寝袋でお休みすることから『Sleepy Places』(邦訳『ねどこどこかな?』)を読んだ。クリーム色の地にやさしい水彩がぴったりで、絵を眺めているだけで心地よさに包まれるタイプの絵本。韻もなかなかかわいらしかった。 絵本のテーマにあるお気に…

たまには違う場所で、おやすみなさい

注目絵本

話題に上っているのはなんといってもセンダックの『Mummy?』*1。「おかあちゃん?」と「ミイラ?」をかけた怪物、幽霊の飛び出す仕掛け絵本でハロウィンにぴったりです。センダック初のポップ・アップ絵本ということで、怖そう〜ですが注目しています。 新学…

家族キャンピング旅行

本日十三日(日)より四泊五日の予定で、キャンピング旅行に出かけてきます。昨年は海岸沿いでしたが、今年は湖畔でのキャンプです。のんびり自然を満喫するぞーと、すでに心がかの地に飛んでいます。バックパックの中には、絵本も四冊。帰ってきたらそれら…

旅行と注目絵本

A MILLION DOTS 1000000という数を実感する絵本

ちまたで評判の『A Million Dots』を読む。百万個の「点(・)」の登場する絵本と聞いていたが、実際それを目の当たりにすると、「わあ〜」と声を上げるしかなかった。さあ、どうやって百万という数を実感するのだろう。 どのページもイラストはすべて、網が…

気の遠くなりそうな数の絵本

Pirate Girl 女の子の海賊だよ!

花模様、水玉模様の帆を張った小船はモリー号。船内には寝そべるモリーの傍らに、まるで赤頭巾ちゃんがおばあさんを訪ねたときのようなバスケットが一つ見える。それもそのはず。モリーはおばあちゃんに会いに行くところだった。そこにやってきたのが、泣く…

「なくしたボタン」でボタン付け

『ふたりはともだち (ミセスこどもの本)』の「なくしたボタン」の影響で、娘がボタン付けをしたいと言い出しました。二つ穴の小さなボタンを三つ、たて10センチ、よこ20センチぐらいの青いコールテン地に縫い付けていきます。端に留め穴を開けてボタンを閉め…

皮肉まじりで大受け

Winston the Book Wolf 本を食べたいおおかみのお話

クラス用絵本の探索は続く。『Winston the Book Wolf』はアマゾンUKで目に付けていたところ、先日書店で見つけうれしい対面となった絵本。本が大好物というおおかみが主人公だ。キャラクター設定を耳にするだけでワクワクしてしまうところに、表紙の破けた穴…

デイジーの絵本模写

『ちゃんとたべなさい (世界の絵本コレクション)』がお気に入りで、これを模写しようと試みていました。しかしながら、表紙と最初の見開きを写した段階で「疲れたー、ママ描いて」のリクエスト。残りの文章だけ書いてあげると、また力がわいてきたのか、3ペ…

型抜き白くまさんの紙人形

夏休み中、子どもたちが楽しんだアートも記録していこうと思いました。 まずは娘が作った白くま紙人形4体。小学校にある型抜きで抜いた、高さ約2インチの白くま4枚を家に持って帰りました。彼らに顔を描き込んで、ハッピーちゃん、フラワーちゃん、ファニ…

おおかみだって、読書好き!

Eats, Shoots & Leaves: Why, Commas Really Do Make a Difference! 英語の「コンマ」を教える愉快な絵本

九月からの新学期、娘は主人のクラスで二年生を迎えることになっている。なので書店ではついついクラス用に使えるものはないかと目を皿にしてしまう。書評で評判になっていた『Eats, Shoots & Leaves: Why, Commas Really Do Make a Difference!』は、ずっと…

文法の絵本 先生へのプレゼントに