『Hardworking Puppies』は、犬の好きな子どもたちが大歓声を上げそうな絵本だ。冒頭に登場するさまざまな種類の子犬たちが、成長していろいろな働きに従事する光景を描く。消防犬、モデル犬、盲導犬、軍用犬、病院のペット犬など、人間と一緒になり社会貢献…

巧みに生きる 善く生きる 自己が評価 他者が評価 自分で自分のことを言う 他人が自分のことを言う 自分で言える 自分で言えない 自分が大事 他人が大事 自分の足元を固める 自分の足元などどうでもよい 自分の足元が固まっていなければ、他人のために働いて…

写真で見る動物にも惹かれるけれど、デフォルメされ黒や赤一色で表される姿も美しい。ABCのアルファベット二十六文字が、絶滅寸前の動物たちの一部あるいは全体像となり紹介される『Gone Wild (Caldecott Honor Book)』――。ここには動物たちをかたどった究極…

市バスケットボールリーグの第三戦。試合内容は悪くはなかったにせよ、息子のチームはまた大敗の域で黒星だ。シュートの練習をちゃんとしたほうがいいなあと思いつつ、ヴァイオリンのために怪我などされたら困るという思いもあり、親として非常に中途半端な…

音楽、スポーツ、買い物……と慌しく過ぎた日に開いた絵本は、『Alphabet Explosion!: Search and Count from Alien to Zebra』。エンタテイメント性たっぷりで、盛り上がる一冊なのだ。ページごと絵の中に描かれた（ときに隠された）「A」から「Z」までの言葉…

熟れすぎて真っ黒になったバナナを手にした息子が一言、「マフィンを焼こう！」――。娘といっしょにキッチンに向い、彼はさっそくレシピを取り出した。「にんじんがないから、今日はかわりにリンゴ。ジュースはクランベリージュース」。過去何度か焼いている…

コンベンション・センターで全米図書協会の冬季大会が始まった。月曜日朝にはコルデコット賞など各部門の受賞発表があるので、注目を集めているのかな。ウェブキャストを利用して今年も発表の様子はインターネットで放映される（すでに締め切り）。 期間中、…

ゾウのバレエを描くノンフィクション絵本『Ballet Of The Elephants』を息子と楽しむ。1942年、ニューヨーク――五十頭のゾウがストラヴィンスキー作曲「サーカス・ポルカ」に乗り、バランシン振り付けのバレエを演じた。偉大な芸術家たちがゾウのバレエプロジ…

ここのところ息子は毎日、真冬に短パンで登校している。周りは、雪。おまけに短パンで雪合戦してるって、どういうつもり？ でも、見回してみると、息子の友達にも雪に覆われた真冬の光景の中、短パンですまし顔の数名がいた。「寒くないの？」「寒いさー」「…

『One Zillion Valentines』は、雑誌ニューヨーカーの漫画家フランク・モデルが描く、ミルトン＆マーヴィンコンビ・シリーズのバレンタイン絵本。さらさらっと描かれる軽妙な筆致から、ふむふむニューヨークの風が渡ってきそう。慎重で引っ込み思案のミルト…

娘の「あーー！」という声に、キッチンを覗き込む。わたしも「あーー！」と絶叫。そこに主人と息子がやってきて、「わあーー」。家族に四人に囲まれた子猫のギャビイは「いったい何が起こったの？ わたし、何か悪いことした？」。そういわんばかりに、まんま…

イースターエッグ作りに忙しいうさぎのアボット一家が、バレンタインの日に開かれる気球大会に参加する。お隣りに住むうさぎの女の子ボニーと、最初は乗り気でなかったお父さん、お母さんに手伝ってもらい気球を準備したオーソンは大はりきり。賢いボニーと…

■wedgewood ■ivory ■canterbury rose 娘といっしょに読みたい絵本がある。この国では昔から読み継がれている絵本で、シリーズは全部で九冊。この絵本は、息子ともいっしょに読んだ。お人形が主人公のお話だけど、彼も存分に楽しんだお話だった。猫やうさぎ、…

キング牧師記念日が過ぎ、学校行事はバレンタインへ向かう。雑誌をめくり、今年のバレンタインカードはどんなものにしようかと思案し始めた。うちらしさを出そうと思ったら、いつものように折り紙ハートかな……。 娘と読んだ絵本は、こぐまのくまくんのバレン…

……I have a dream that my four little children will one day live in a nation where they will not be judged by the color of their skin but by the content of their character.……The I Have a Dream Speech - The U.S. Constitution Online - USConst…

アマゾンのhttp://askville.amazon.com/askville/Index.do#questionsベータ版が楽しい。はてな人力検索のような質問＆回答サービスなのだが、コインを集めゲーム感覚でわいわい盛り上がれそうなところと見た。一日一回サイトを覗くだけで参加（＋5）と見なさ…

『I Will Hold You 'til You Sleep』を手にしたとき、二つの感情を味わった。親子の愛情を描く美しい絵本への憧憬と、ヨーロッパ系家族のみを描くイラストが他の文化背景を持つ子どもたちにどう伝わるだろうかという懐疑心と。作品はため息が洩れるほど繊細…

NFLプレイオフを観戦しながら、自分たちのチーム名を考えた。決まりは、チームキャラクターを表す名前であること。 娘7歳……シアトル・フェアリーズ（妖精に夢中で、ぴったり！） ママ……シアトル・クッキーズ（焼いて、食べてばかり） 息子12歳……シアトル・シ…

ロングウィークエンドの楽しみは、NFLプレイオフ。昨日、今日と接戦が多く、見ごたえがあった。シアトルは怪我人続出の中、よくオーバータイムに持っていったと思う。惜敗ながら善戦を称えたい。スーパーボウルは、コルツとセインツで。 というわけでゲーム…

子育て雑誌"Parenting"2007年2月号に面白い記事があった。タイトルは、"Big kids and baby books"。10歳と8歳になる息子たちが部屋の整理をしているとき、小さな頃に親しんだ「クリフォード」や「ドクター・スース」の絵本を見つけ、読み耽りはじめたという…

子育て雑誌"Parenting"2007年2月号に面白い記事があった。タイトルは、"Big kids and baby books"。10歳と8歳になる息子たちが部屋の整理をしているとき、小さな頃に親しんだ「クリフォード」や「ドクター・スース」の絵本を見つけ、読み耽りはじめたという…